Indie Hacker podcastより。NYPLで電子書籍を借りた。出版業で成功した著者がお金持ちになる方法を説明する。時間を節約するために株は死守し、従業員にはボーナスや給料でちゃんと報いることで自分より優秀な人が自分の会社で働いてくれるだろう、と。
Harnessing the fear of failure
失敗を恐れていてはいけない。家族に失敗する姿を見せるのが恐ければ無理。
The Search
会社で長く働いているとリスクを取るのが嫌になる。リスクを取れるかどうかは経済的に成功できるかどうかの重要な点である。
自分に足りない知識をつけると言う意味で会社に働くのは良いことだ。昇進をすると今まで見えてこなかったものが見えてくるのでよりよく学べる。
かっこいい(Glamourus)分野は競争が激しい。ただし成長している分野に注目すべき。
The Fallacy of the Great Idea
成功しているビジネスを真似ることを恐れてはいけない。
自分を信じれない人を他人は信じられない。
恐怖は痛みのようなもの。それがあるから問題の本質を感じることができる。
Cardinal Virtues
Listen and Learn. アイデアには価値がない。NDAも。アイデアの実行に価値がある。
The Art of Negotiating
交渉では相手の弱みに注力する。これで小さい会社が大きい会社と対等にやりとりをした。
普段は交渉はしない。大切な時に交渉は取っておく。
Ownership! Ownership! Ownership!
お金持ちになるにはownershipが唯一の道。
自分の会社の株は絶対に他の人に渡さない。よく働く側近4人が株20%を分けて欲しいと言った時も断った。彼らは辞めたがなんとかなった。
Partnershipも良いが、それは何か成功しているものの100% ownershipを持っている場合だけ。
なぜ100% ownershipがいいかと言うと時間が得られるから。そうでなければ他の人を説得したり、他の人になぜ商売が上手くいっていないか説明するのに時間を使わなければいけない。
Delegation
会社で働いてくれている人の成果を最大限に引き出すには仕事を渡すべき。
100%の株を持っているので優秀な人がいくらきてくれようが怯えることはない。
A piece of the pie
株はあげないけれども、毎年のボーナスで報いるべき。
たまたま出版業でちょっと成功したから出版をやっているが、もっとお金の集まる別の業界にいたら早くお金持ちになれた。出版が自分の好きな事だと自分に暗示をかけていた。お金の集まる業界とはコンピュータ、ケーブルや衛星放送、不動産、環境保護、など。
その他
1人ではお金持ちになれない。従業員やパートナー、顧客がいなければ儲からない。会計士や弁護士と一緒に働くこともあるだろう。
信じられないかもしれないが、とても優秀な人が働いてくれるだろう。なぜならば彼らはリスクを嫌うからだ。
人や付き合う会社を選ぶときは他の人に手伝ってもらう事。
ズルはいけない。会社の会計と個人の会計は別のもの。会社の金で個人の家を買ってはいけない。税金は払おう。
お金持ちで幸せな人は1人も見たことはない。お金持ちになるといろんな人がお金を分けるように言ってきて性格が偏屈になってしまう。