2年前の2020年の夏にアメリカのニュージャージー州で車を買ったので当時に何をやったかの忘備録です。今住んでいるジャージーシティは地下鉄もライトレールもあり、2014年から車のない生活で問題はなかったのですが、2020年の3月からコロナ禍で毎日自宅勤務になり、近所の散歩ぐらいしか子供とやることがなかったので、4人家族の行動範囲を広げるために車を買ったのでした。
下調べ
日本車を買うということは決めていたのですが車のことは全然しらなかったのでConsumer Reportという非営利団体が出している車のレポートを月ごとの購読を購入して、どの車・ブランドが良いか調べました。このレポート(有料記事)にはどの車の安全性が高いとか、壊れやすいとかの情報が書いてあります。高い買い物なので、買った後に「実はあのモデルは壊れやすかったんだ」というのは避けたかったです。
まずは近所のディーラーに行きました。中古車の在庫がほとんど無かったのを覚えています。車の面に貼ってある値段はふっかけてある、交渉の一番最初の値段であるということを学びました。ただ気に入った車はありませんでした。
数週間Facebookマーケットを探していてChevroletの正規ディーラーがHondaの2017年HR-Vが中古車を売ってるのを見つけました。2022年当時は3年前の型で走行距離は66k miles (約10万km) 別会社ですが正規ディーラーなので安心できますし、ホンダの中古車なので壊れにくいでしょう。四半期末はセールをやっていたように思います。
値段交渉
まず、電話で話して車があることを確認してからLyftで40分と$40かけてお店にいき、1日目は試乗と値段の交渉。試乗したけれどペーパードライバーなので何の問題があるかはわからなかったです。なぜか交渉開始時にはFacebookに書いてあった値段よりも$5000高い値段から始まって話が違うじゃないかと言って手数料入れて14,500まで値段を下げてもらって交渉成立しました。値段交渉の時には手数料を全部込みの値段(out the door price)を話すのが大切です。
2日目に特別なCasher's Checkという銀行の窓口で作ってもらえる小切手を持って行きました。鍵の受け渡し時に鍵が1個しかないということを知らされて値段を交渉しているときに確認しておくべきでした。
自動車保険
自動車保険はGeicoがいいとのをディーラーの人がおすすめしてくたのでオンラインで車のピックアップの日に合わせたものを購入。月$72。当時は保険の相見積もりをとるということを考えていなかったのでもしかしたら他のところを選んでいたらもっと安かったのだと思います。こういう時には最低3つを比べるという原則を今(2022年)では身につけました。
中古車購入後の検査
乗って1ヶ月ぐらいするとエアコンが全然冷たくならなくなってしまったので、Hondaのディーラーに持っていきました。そこでは初めてもってくる車はひととおり点検をしないといけないというルールだったので、しぶしぶ点検をしてもらうと、ブレーキパッドがあと1 mmまで消耗していることが分かりました。もしエアコンが壊れていなかったら走行中にブレーキパッドが壊れてしまっていたかもしれません。$1,607でした。
中古車を買った時は整備士に診てもらうのが大切です。整備士は中古車を買う前にチェックするサービスをしてくれるところもあるようです。おそらく上のディーラー(売主)はブレーキパッドがすり減っているのを知っていて売ったのでしょう。
ちなみにこのディーラーはOpen Road Chevroletというお店だったのですが、今年に消費者保護法を破っているとして罰金が課せられていました。
こういう車の売買は弱肉強食の世界なのでマーケットやその車の情報を集めて上手に交渉ができるといいですね。