suztomoの日記

To be a good software engineer

Family Firm

上のTwitterを見てNYPLで借りた。

家族のミッションは何か。それを決めてから日々のロジスティックス(送り迎えや寝かしつけ)に落とし込む。

個別の問題についてそれぞれバラバラに決めるのではなくどう決めるかを考えるべき。

鈴木家は「周りの人にある沢山の機会を見つめて、人の役に立つ物をみんなで作る。」はどうか?

4つのF

  • Frame the question. 一般論ではなく自分たちの状況を入れた問いである。
  • Fact-find
  • Final decision. ミーティングで決める。
  • Follow-up. 予期しなかった事があればもう一度考え直す。

Big Data

習い事

やってもやらなくても良さそう。でも自分のやりたかった事を子供に押し付けるのは駄目。

睡眠時間

子どもによって必要な睡眠時間は違う。授業中に寝てしまう場合や、休みの日にいつもより長く寝ているならば平日の時間が短い可能性がある。

仕事が主婦か

研究によると(meta analysis)とても小さい相関係数で母親が仕事していることがテストの点数と関連している。ほぼゼロ。また、裕福な家庭では負の相関があり、貧しい家庭では正の相関がある。

食事と栄養

食材とBMIの関係を調べてみたがあまり役に立たなさそう。高級そうなものに使われている素材は低いBMIと関連があるが別にレタスの種類で太るわけではない。

4歳児が好き嫌いのピーク。小さい頃から野菜を少しあげるのが良い。すぐには食べないけどだんだん(6回目ぐらい)食べるようになる。

読書とデジタル

教育アプリよりも人間の方が良い。Kindleも紙もどちらも同じくらい読書の効果がある。

Self-esteemとself-confidence

Self-esteemとself-confidenceは微妙に違う。自分自身の価値を知っている事と自分の出来ること、できない事を知ること。人からどう思われているのかを気にしすぎるのも良くないし、一方で自分は常に正しいんだと思ってしまう事もよくない。家族との絆が強い人はself-esteemが大きく、いじめなどの問題にも打たれ強い。

テレビ

テレビは機会損失。ただし学べる事も多い。睡眠に影響するので寝る前には見ないように。

予想がつかないことは起こる。日々の選択に自覚的になり、その時々で最善の選択をしたと想えるようにしましょう。

Choose Possibility

Radical CandorのKim ScottがForewordsを書いてたのでNYPLで物理本を借りた。シリコンバレーで大成功した著者がこれまでの経験の中にあったリスクと選択について語る本。キャリアのリスクは皆が思っているものではない。

Introduction

All-or-nothingとしてキャリアのリスクを捉える人が多い。これはメディアが、成功者がいかに危険なリスクを取ったかを喧伝するからである。

リスクテイクは失敗するものである。しかしその本質は長い時間をかけて様々な選択をすることにその力があることである。

failure loses its conventional scariness when you think of risk-taking as the process of choosing possibility

Part 1 Get Going Ditch the hero’s journey. The Myth of the Single Choice. ヒーローは大きい一つのリスクを取ったように見えるが、現実には小さい積み重ねで大きなチャンスが巡ってくるものである。この時代、最大のリスクは何もしない事。

リスクテイクが上手になりたかったらセールスをやるといい。小さなリスクを負って何回もセールストークをしてほぼ失敗するけれど、ある程度の確率で成功する。(成功しなかったらそのビジネスはやっていけないし) Eleanor Roosevelt曰く

Do one thing every day that scares you.

著者の父親はアフリカからカナダに移住して開業医をやっていた。著者が8歳の時に税処理を任せた。これで著者は起業することが不思議な冒険というよりも連続した小さな事柄でリスクをとるということだと学んだ。ブランドの商標を取るとか、オフィスのローンを組むとか。そういう姿勢を見る事で父親は直接は話さなかったが、著者はリスクテイクについて学んだ。

John Henry Newman 曰く

A man would do nothing if he waited until he could do it so well that no one could find fault.

新しい事を学んだり、新しいスポーツを始めるのも小さい挑戦の一つ。

  • 新しいチャンスを見つける
  • 新しい事を学ぶ
  • 新たなゴールを目指す
  • 困った事を避ける

「本当にやりたい事」が見つからなくても幾つかのチャンスを同時平行で狙おう。著者はMerrill LynchのインタビューとTD Bankのオファーと医学部への応募を同時に進めて、結局Merrill Lynchに行った。

並列に20個ものe-commerce関連サービスを立ち上げて成功した起業家Ashvin Kumarの話。何個も作ることで自分の好きなマーケットや自分たちのことが良くわかってくる。

友達や家族に壁打ち相手になってもらうと良い。ポジティブな関係の人。

Why proximity beats planning. 人生予定をたててもその通りにはいかない。起業など自分の知らない分野はその道に詳しい人に囲まれるといい。著者はそのためSkyの仕事を辞めてベイエリアに引っ越した。仕事もあるだろうし、いざとなれば親が助けてくれるだろうし。

進化の過程で人々の中には"危ないぞ気をつけろ"という思考が備わっている。これに打ち勝つためにポジティブなことばかりかんがえようとする人も(特に起業家)多いけれど、ダウンサイドをしっかり見つめよう。

ダウンサイドに陥ったとしてもまたそこに選択肢がある。転職先で上手くいかなくてもまた転職できる。

リスクや恐怖に名前をつけると良い。

Part 2 Get Smarter

何をするかよりも誰とするかが大切。著者がJungleeに入社する時は最初は中身が全然楽しそうじゃなかったけれど、人に会う事でその人達が好きになり結果成功した($1 million)。

仕事で一緒になった人とはまだよく助け合う。大切なネットワーク。

成功は運だ。ただし周囲の環境や業界の動向の波に乗る事で成功する確率が高くなる。世の中の流れに逆らわないように生きよう。

自分の弱点(kryptonite: スーパーマンの超能力を冒す金属)を他の人から聞こう。何度もやると慣れる。

悩んだらスコア付けをしてみよう。あまり役に立たなさそう。

個人的な付き合いもありつつプロフェッショナルなことも分かるひとをProfessional Priestとしてメンターになってもらう。

Maximum Variable Choice. キャリア上の大きなジャンプ。Minimum Variable Choice. 大きなジャンプをする前に小さな事をやってみる。例えばCEOになってGoogleを辞める前にリクルーターの話を聞いてみるとか。

著者はGoogleを取り敢えず辞めてみてなじみのVCで働きつつCEOになると良さそうな会社を探した。著者の能力を補完するような人たちがやっている会社を探した。

Part 3 Get Rewarded

PolyvoreでCEOをやったけれども6ヶ月しか続かなかった。辞めることにやなったけど、いざというときの事を交渉しておいた。その後その会社は買収されたので大金を手にした。

予想通りには行かないが、この経験とお金はGoogleを辞めていなければ得られなかったものである。

リスクと報酬は線形な関係ではない。一見著者はするすると成功しているように見えるがこれは小さい挑戦や失敗を何回もやっているから。

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Impact Fails. 次の過ちを避けよう。

  • Pursuing too many goals at once
  • Failing to take feedback
  • Mistaking motion for impact. プロジェクトをやった事(activity)だけ説明してそのインパクト(outcome)の説明に欠けるレジュメが多いのは残念。過去の失敗の学びも面接で話そう。
  • Keeping your fingernails clean. 難しいことは泥臭い事でもある。みんなしあわせな綺麗な解法がない事は多い。

会社を辞めるときは他の人がインパクトが出せるように手伝ってあげよう。

eBay傘下のStubHubに入る時はAmazonにやられてしまっているので株主からのプレッシャーが強いと分かっていた。なのでM&Aの時にどうするか等を雇用契約に入れておいた。

成長は常にするものではなくサインカーブのようなサイクルになっているものである。

著者の父の影響は大きかった。アフリカで成功したあとカナダでも開業医をした。

Mostly he viewed the world around him as abundant with opportunity, and everything worth learning and trying.

彼は他の人が彼らの前にあるチャンスに気づかせてあげるのによく時間を使っていた。他の人を祝ったり楽観的な気持ちや温かい気持ちを伝えた。

Happiness Advantage

スタンフォード大の学生がお勧めしていたのでNYPLで借りた。

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Hapiness Advantage

著者はハーバード大の先生。皆からは夢のような場所と思われるハーバード大学でも鬱の学生は多い。彼らに7つの幸せになる原則を教えたら上手く行った。企業や弁護士達に教えても上手く行った。

頑張って上手くいって幸せになるのではなく、幸せになっている人が上手く行く。人が幸せを感じるの時の法則があるのでそれを利用しよう。

この本を読んだお陰で前の日の小さな勝利を思い浮かべながら朝コーヒーを積極的にできるようになった。

Positive Psychology At Work

この本でいう幸せとはポジティブな感情のこと。

7 Principles

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The Hapiness Advantage

ひとは幸せを感じると創造性を発揮しイノベーションが起こる。Googleのオフィスにカッコいいエリアがあったり犬を連れてきてよいルールがあるのもこれ。 とある研究ては飴をプレゼントとしてもらった医師達はより正しい診断を行う事ができたという。現金や休暇でなくていい。 プレッシャーを感じている時も幸せなビデオを見るとストレスが軽減される。Undoing effectという。

The Fulcrum and the Lever

てこの原理のように支点を意識しよう。ある特定の時に幸せであるとその効果が何倍にもなる。

やるのが面倒な仕事でもポジティブな言い方に変えてそれを誰かに話すことでやる気が出てくる不思議。逆も然りなので気をつける。

難しいことに際してできると考えること、自分が必要なスキルを持っていること、自分が成し遂げたこと、などを考えるとまた成功しやすい。

従業員を鼓舞しようと“We’re not saving dolphins” と言ってしまったexecutive。これでは「イルカを救うのは社会的に意義があることだが、私達の仕事にはお金を稼ぐ以外意味はない」と言っているようなもの。こう頭で考えてしまうと仕事も上手くいかない。

Pygmalion effect. 他の人への期待が実際にそうなる。例えば学校の先生が普通の生徒を凄い生徒だと思って(騙されて?)接すると、成績の良い生徒になる。

リーダーとして毎朝自問自答する

  • 人の能力は固定されたものではなく伸びるものであると自分は信じているか
  • チームメンバーは能力を伸ばし、仕事をやりがいのあるものにしようとしていると自分は信じているか
  • その信念をチームメンバーに伝えるには日々の行動として何が出来るだろうか

The Tetris Effect

テトリスに夢中になるとずっと続けられる。テトリスをやるように日々の嬉しかったことやポジティブな出来事を見つけよう。

Falling Up

逆境でもチャンスだと捉える事で良い事が起きる。逆境の捉え方explanatory styleという。

Metlifeは営業マンの離職率に悩まされていた。そういうマインドセットを持った人を専門的スキルより優先して雇うようにしたら離職率が下がった。

後遺症が残るような怪我をしても、当初思ったほど幸福度は下がらない。

The Zorro Circle

ゾロが修行の時に円の中で戦う。師匠曰くその円の中がゾロがコントロールできるものの全てで円の外の事は考えなくて良いとのこと。このように自分が影響を与えられるすごく身近な範囲のことをコントロールすることが幸せにつながる。

世界平和や会社全体を変えようとしてイライラするのは無駄である。

老人ホームで水を与える仕事を任せたら入居者は幸せになった。

頭の中の事を自分でコントロールできる事と出来ないことに仕分けする。この部分はFeeling Goodに似ている。

The 20-second Rule

意志の力では自分は変えられない。

テレビやSNSなどのpassive leisureは趣味、ゲーム、アート鑑賞、運動などのactive leisureよりも簡単に始められて中毒性がある。しかし後者のほうが満足度が高い。

20秒で始められる場所に物を置く。ギターを部屋の真ん中に配置する。逆にテレビのリモコンの電池を抜く。

Social Investment

仕事が大変だからといって自分一人で食べない。昨晩のテレビの話が出来る同僚と過ごすだけでも人の創造性は上昇する。

UPSは配送員同士のランチを推奨している。一見時間の無駄だが役に立っている。Southwest Airlines, Domino’s Pizza, The Limitedでは経済的に困っている同僚へ寄付をするプログラムがある。従業員は会社に属している事に誇りを持ち離職率も低く保たれる。

Glue guys. スポーツチームの中でチームの結束に貢献する人。必ずしも良い成績の選手ではなく統計には現れない。

工場が火事で使えなくなってしまった会社のCEOが従業員の給与を払い続けた。これは多くの人の称賛を集めたが実は長期的に見ればきちんと見返りのある社会的投資であったのだ。

良いニュースを聞いた時にactive and constructive responseをしましょう。enthusiastic support, specific comments and follow-up questions. 例: "That’s wonderful! I’m glad your boss noticed how hard you’ve been working. When does your promotion go into effect?” ただの"That's nice"コメントはネガティブなコメントと同じぐらいにしか役に立たない。

人と人とを紹介するのはリーダーの出来る貢献のひとつ。名刺に書いてあるタイトルだけじゃなくてその裏にある物を紹介できるといい。良い環境を整えれば従業員は自ずとよい関係を構築する。

Blackberry-freeなミーティングを設定した例。"relationally attentive"な人になりましょう。本"Energize Your Workplace" by Dutton。キーボードや画面ではなく話している相手の方を見ましょう。

Tom Peterの"managing by working around". オフィスで歩き回って電話ではなく対面で物事を決める。

著者は毎日仕事の前に誰かにありがとうのメッセージを送る事を勧めている。こうすると送った人が幸せになるそう。感謝の気持ちを送り合うと人々の気持ちが高まる。これを続けるとglue guyになれる。

The Ripple Effect

この本に書かれていることは人に勧めるというよりも自分自身の考え方を見直すのに使って欲しい。

ポジティブな姿勢もネガティブな姿勢も自分から広がっていく。

この考えは前に書いたLeadership and Self-deceptionに近い。

suztomo.hatenablog.com

Humankind

勝間さんに紹介されていたのでNYPLで物理本を借りた。

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Humankind

katsumakazuyo.hatenablog.com

人は本質的に助け合うものである。特に危機に際して人々は思いやりを持ち強くつながり合う。これを前提とした制度設計をすれば今までに非効率な無駄が省けるかもしれない。最近読んでいた行動経済学の本の内容やNonviolent Communicationなどがストーリーを持って纏められている。

Prologue

第二次世界大戦では空爆によって家を焼かれた人たちはより強固な気持ちで国を支えることになった。これはイギリスでも反対のドイツでも見られた事だった。民間への空爆をしたことにより逆に戦車や戦闘機の生産性が10倍以上になったとの報告がされた。

Veneer theory. 人間は薄い板の中に自分本位なら考えを持っているという考え。A cynical view of humankind.この本とは反対の考え。

Part 1 The Statue of Naturer

Homo puppy

犬が狼から飼い犬に変化してきたのと同じように人間も可愛く小さくなってきたのではないか。ネアンデルタール人の方が力があって大きかったがそれはいなくなってしまった。ら

ハリケーンKatrinaの時にもNew Oleansでは問題は本当は無かった。警察が誤って無実の人たちを殺してしまったことはあった。自然災害が起きるとエリートや権力者は普通の人が自分本位な考えて動いて混乱が起きる、と思い込んでしまい、大量の軍や警察を呼び第二の混乱が起きる。

イースター島は昔は森だったが、今は草原。人が西暦900年頃に移住した時は木材が沢山あり、それらを道具にしてモアイ像を建造出来た。1.5万人が住んでいたと予測された。ところが木の資源がなくなり船が作れなくなり魚が獲れなくなった。Long-ear部族とShort-ear部族が対立し、1680年あたりにLong-ear部族を滅ぼしてしまったという言い伝えがある。ヨーロッパ人Jacob Roggeveenがイースター島に1722年に着いた頃には2000人程度まで減ってしまっていた。 しかし、考古学社が骨を見たら戦争の後は無かったし、彼らが持っていた武器も戦争用には非力なものだった。農耕の技術が合ったので木を切ったぐらいでは生産性は減らないと分かった。ヨーロッパ人がイースター等の人達を野蛮だと形容したとされていたが、出典を探ってみるとこのイースター島の住民の野蛮はThor Heyerdahlが作り上げた物だった。彼はイースター島の創作を書いてベストセラーになった人。むしろイースター島の1番の問題はヨーロッパの奴隷船とそれに伴って運ばれてきた病気(small pox)であった。

Part 2 After Auschwitz

人が善良な人ばかりならばなぜホロコーストが起こったのか?なぜ

人は与えられた役割によって残虐になるというStanfordの監獄実験は有名だが、実験の設定に不備があった。その後BBCが似たてれびばんぐを作ったが、普通の人を監獄ごっこをさせても何も起こらずつまらなかった。

人はいい事をしていると思って騙されて悪い事をしてしまう。傍目から見たら明らかな悪行でも本人は良いと思っている事が多い。

Part 3 Why good people turn bad

Empathy(共感)は良いものとされているが、自分と似たものに対して良い感情を持つことはそれ以外の人に対して冷酷になると言うことである。Empathyとxenophobia (自分と違う人を嫌うこと)はコインの裏表なのである。第二次世界大戦のドイツ人の原動力になったのは自分達が被害者であるという絆である。

近代の戦争では人を直接斬りつけることは稀で、遠隔から爆弾や銃撃で攻撃する。相手が人であるという共感を生みにくいの。指揮官などはその際たるもの。

人は根から善良だというのに、なぜヒトラーのような悪い指揮官を選んでしまうのか。Leadership BS似たテーマ。

より良い集団行動をするためにかわいさを発達させてきた我々Homo Puppyは「恥」を感じる事ができる唯一の種である。恥は権力者が自分を律する力になりうるが、往々にして権力を持つものは「恥を知らない」(shameless)。CEOにはサイコパスな人が多い((普通では1%のところ5%)。

Part 4 A new realism

The power of intrinsic motivation

Extrinsic incentives bias. 自分以外の他の人はモチベーションが無い、お金や罰で操作しないといけないという考え。

Edward Deciによる実験ではパズルを解く人にお金を与えたら能力が落ちた。実際に、お金を貰わずとも人々は山に登ったり子供を産んだりボランティアをしたりする。保育園のピックアップが遅れたら罰金としても遅れる人が増えた事例。お金を払ってしまえば良いのかと思わせてしまった。

Jos de Blokは2006年にヘルスケア事業Buurtzorgを立ち上げて、マネージャーのない組織を作った。Personal CareやSupplemental Remote Personal Careをしない。 Jos曰く昨今の医療産業は複雑になり過ぎていて、他人を信用しないシステムになってしまっている。このために会計士や弁護士、コンサルタントなどの医療と関係のない人達がルールを策定するために増えてしまっている。医療を提供する人は減っている。これではダメだ。

FAVIというフランスの自動車部品会社も会社全体を20-30の小さいチームに分けてそれぞれに独立性を持たせる事で成功した。

Homo ludens. オランダのJohan Huizingaが1938年に提唱した、人間の文化は遊びによって形作られるという考え。

ジャンクパーツが沢山ある公園は子供が遊ぶのに最適。子どもは自分で遊びを見つけられる。大きな怪我をした子も居なかった。

Agoraという学校では教室の壁や学年がない。学生一人一人が自分の勉強スケジュールを立てて自分が学びたい物を学ぶ。ここではイジメがない。イジメは監獄や老人ホームのような閉鎖的で皆が同じ事を時間割に従ってすrpるような環境で起こる。Agoraの自由さはその対極である。Agoraではコーチがいて、生徒は週1回面談する。コーチは彼らが知りたい題目(韓国語やプログラミング)を知っているとは限らない。

私たちはその自由を子どもに与える勇気があるか?

Julio Chavezという政治家は、勝ったら権力を人々に渡す、という公約を掲げてVenezueraのとある街の選挙に勝った。

Participatory budgeting

Porto Alegre市民が積極的に市の予算編成にかかわる事。これをやることによって行政への信頼が増した。道路などのインフラ、教育、医療にお金が使われるようになった。特に貧しい地区。('Improving Social Well-being through new democratic institutions" by Michael Touchton et. al.)

“Tragedy of the Commons” by Garrett Hardin. 人は自分の利になることばかりしてしまい、全体として悪い方向に向いてしまう。放牧する人が土地を枯らしてしまうという話。

アラスカ州原油で手に入れたお金を州民に配布する。お酒に消えるのではと危惧する人もいたが、多くの人々は教育などに使っているそう。

Part 5 The other cheek

強盗にあったときにその子頭止めて一緒にディナーを食べた人の話。相手がこちらに外を与えた時にやり返さない姿勢を取る事はできるか?

Drinking tea with terrorists

ノルウェーのHaiden prisonはとてもいい住環境があるnon-complementary prisonの例。刃物も使えるし、看守は囚人とご飯を食べる。着ているものではどちらか区別できない。再犯率が50%低い。

一人当たりの料金は高いが再犯率の少なさや警察への負担が軽い、被害が防がれるのでトータルで見たら効率的。

New YorkのBroken Window theoryは有名だが、実は学術的根拠はない。New Yorkはそれに従って厳しく人々を取り締まり犯罪率が減少した事を誇ったが、他の地域でも犯罪は下がっている時代だった。厳しい取り締まりに会ったのは有色人種ばかりだった。

Newarkでは2014に市長が警察の意識改革を始めた。人々を人間として扱う。コミュニティを知る警察官を育てる方法を始めた。

デンマークのAarhusという町ではシリアに向かってテロリストに加わろうとする人が居たら罰するのではなく、お茶を出して家族を呼んでその人を大切だと思っている人がいる事を知らせてあげる取り組みをした。警官がモスクに通って交友を増やすこともした。署長曰く

What’s easy is to pass through new laws. Harder is to go through a real process with individuals: a panel of experts, counseling, healthcare, assistance getting back into education, with employment, maybe accommodation. We don’t do this out of political conviction. We do it because we think it works

North Dacota州の刑務所はノルウェーから学んで改善した。まずは細かいルール(シャツを入れないと罰など)を廃止。看守は囚人と1日に2回言葉を交わさないといけない、など。これにより刑務所内での自殺未遂や暴れる人の問題がとねも減った。

The best remedy for hate, injustice and prejudice

Gordon AllportによるContact hypothesis. 人は学校や教会で頻繁に会えばお互いを人間だと認識して寛容になれる。南アフリカアパルトヘイトは解決策ではなかった。人々を隔離させ、よりお互いの恐怖心を増す原因であった。Constand and Abraham Viljoenはアパルトヘイト廃止後の選挙でマンデラを支える立役者となった。マンデラはテロリストとして27年間服役している中で敵の事を知り、言語を学んだ。出所後に政治家となり、Constandとの対話で内戦を防いだ。

Contactはすぐには効かない。ゆっくり長い目で関係を育む。

知らない人とやり取りするのはスキルだ。Mark Twain曰く

Travel is fatal to prejudice, bigotry, and narrow-mindedness

Epilogue: Ten Rules to Live By

When in doubt, assume the best

Maria Konnikova曰く騙されてもいいから人を信じなさい、と。もしこれまで騙された事がないならば、人を疑りすぎてるかもしれない。

Think in win-win scenarios

良い事をすると気分がいい。物乞いにお金をあげるのは自分の気分が良くなるため。

Ask more questions

Temper your empathy, train your compassion

Empathyは相手の感じている辛さを感じようとする事。疲れるし辛い。Compassionは辛い境遇にある人達を温かい心で思う事。暗闇が怖い子供がいたら一緒に歩くのがempathy。大丈夫だと諭すのがcompassion。

Try to understand the other, even if you don’t get where they’re coming from

他の人の考え方(rational)を理解するのはその人になりきらなくてもできるスキルである。人種差別主義者の考えを理解するのに差別主義者になる必要はない。

Love your own as others love their own

遠くにいる知らない人たちにも大切な家族がいる。

Avoid the news

ニュースとSNSは世の中の見方を悪い方に変えてしまう。生身の人に会いましょう。

Don’t be ashamed to do good

心から良い事をした事を「ちょっと忙しくしたかったから」などと言い訳するのは良くないこれは人は根は悪いというVeneer Theoryが根底にある考え方。

善い事をしている人を見ると、ひとは自分も善い事をしたくなる。

Be realistic

これまでrealisticとは皮肉的に人の悪い面ばかり強調するような考え方だった。しかしこの本で紹介したように人間が本質的に善い事をする動物というのが新しい現実である。

巻末に載っていた著者のTED動画

www.ted.com

Inspired: How to Create Tech Products Customers Love

ryo_gridが読んでいるとのことで、NYPLで電子書籍を借りた。人のマネージャーやプロジェクトマネージャとは違う、プロダクトマネージャの教科書。どんな製品を作るべきかというステージからステークホルダーとのやりとりや採用までプロダクトに関わる人向けの本。Part 1で「スーパーマンになれ」と書かれていて役に立たないかと思ったけれども、Product Visionの話は日々作るソフトウェアでも小規模に役に立ちそうだった。

Part 1 Lessons from Top Tech Companies

Product managerは全部の分野(プログラミング、財務、ビジネス、顧客)に通じてる人じゃないといけない。凄い珍しい人材。どんなプロダクトを作るか、から始める。

Part 2 The Right People

Product managerはCEOのbacklog管理者じゃないし、ロードマップを決めるための「委員会」の管理者でもない。

Chapter 21 Profile: Lea Hickman of Adobe AdobeでCreative Suiteのウェブ化を進めたLea Hickmanの話。社内にも社外にもデスクトップからウェブ化への抵抗があるのは分かっていた。CTOと一緒にプロトタイプを作った。コミュニケーションしまくった。

To Lea, there was no such thing as over-communication. A continuous stream of prototypes helped keep people excited about what this nee feature would bring.

時価総額は3倍になった。

Part 3 The Right Product

Product Vision

なぜ今なのか?業界のトレンドに言及する

人をインスパイアするビジョンは何か?顧客のこと、課題を書けばいい。

  1. Start with why.
  2. Fall in love with problem, not with the solution
  3. Don’t be afraid to think big with vision
  4. Don’t be afraid to disrupt yourselves because, if you don’t, someone else will.
  5. The product vision needs to inspire
  6. Determine and embrace relevant and meaningful trends.
  7. Skate to where the puck is heading, not to where it was.
  8. Be stubborn on vision but flexible on the details.
  9. Realize that any product vision is a leap of faith. 実現には時間がかかるもの。かからなかったら具体的過ぎる。
  10. Evangelize continuously and relentlessly. 大きい組織ではアイデアを聞いて恐れてしまう人が出る。その恐怖が他者へ移らないうちに大丈夫だよ、って説明しよう。

You can make any product vision meaningful if you focus on how you genuinely help your users and customers.

優れた技術ではない。いかに自分たちが優れているかでもない。顧客をどう助けるかをビジョンにしよう。

Product Strategy

Visionに到達するためのprincipleを定める。

Profile: Martina Launchengco

MicrosoftにてMac用オフィスのproduct manager. 製品をリリースしたら不具合が沢山。遅い。本当に問題になっている箇所を見極めて、そこを重点的に直してリリースしたら評判が良くなった。力の入れどころが上手だった。 その後Mac版オフィスはApple製品の躍進とともに伸びた。

この人の本が来年出るらしい。Loved: How to Rethink Marketing for Tech Products

Discovery coaches

Google Venturesは投資先に課題の捉え方やプロダクト開発のアイデアを出す方法を1週間で教える。"Sprint: How to solve big problems and test new ideas in just five days"という本を彼らが書いた。 彼らdiscovery coachはよく居るAgile (delivery) coachと違って発見に重きを置いている。Product managerやproduct designerとしての経験がある人がやる。

Weaning an organization off roadmap

製品の機能を羅列したロードマップを好む組織は そういう時はロードマップを1.5年程度残しつつ、ロードマップを語る時はその先にあるBusiness outcomeまで語るようにすべき。Feature (例えばpaypal決済)をリリースしてもbusiness outcome (例えばconversion rate)が出なければ、学びや次の施策を説明する。こうしていく事で製品の機能ばかりに注目してしまうロードマップ思考から脱却できる。

ステークホルダーとのやり取り。よくある失敗は"意見"の衝突。意見ではなくデータを集めることに注力すべき。

人を大きな会社から(偉い)人を採用する時はその会社の文化がプロダクトカルチャーでない場合に気をつける。良くない方法を持ってきて、そういう人材の採用をしてします。著者は往々にして、採用面接で欲しいのはあなたの考えやスキルであって前の会社のやり方ではない、と説明する。

The Right Culture

Ben HorowitzのGood Product Manager/Bad Product Manager

a16z.com

Jeff Bezos曰く

Customers are always beautifully, wonderfully dissatisfied, even when they report being happy and business is great. Even when they don’t yet know it, customers want something better, and your desire to delight customers will drive you to invent on their behalf

Feeling Good

運営者ギルドのかわんじさんのオススメ。読むだけで鬱を予防してくれるとのことでNYPLで物理本を借りた。今は何も問題がないけれど、最近は心の平穏を大切にしようというのを仕事で良く聞く。表紙の傷が多くの人に読まれた本である事を語っている。

Feeling Good

Cognitive therapyとは、人の気分は、現実と独立して人の頭の中で起こっているものであるという考え方に基づき、ものの見方や考え方を変える治療法である。日常のストレスや悩みは頭の中で起きている物なのでそれらを書き出して「認知の歪み(cognitive distortion)」というフレームワークに当てはめて客観的に見る事でそれらが和らぐ。全て頭の中。

家族がとあることに対して不安を持っていたのでこの本を使ってみたら不安を取り除くことに成功した。

Part 1 Theory and Research

Cognitive therapyは実験結果に基づいて有効であると示されている。

鬱の人の頭の中には現実と考えの乖離がある。distortion

Therapistである著者の仕事は患者の頭の中にあるまやかし(illusion)を退治することである。患者にどうしたら自分自身の頭の中にあるまやかしを認識できるかを教える。

Cognitive distortions

All-or-nothing thinking. Basis of perfectionism. 例「レース負けたからもう全てダメだ」

Over-generalization. 何か悪い事があるとそれが全部だと思う。

Mental filter. 悪い事をばかり考えてしまう。「100問中17個も間違えてもう退学だ」と思っても実は他と比べたら良い成績だったりする。

Disqualifying the positive. いい事があってもそれがなんにもないと考えること。服を褒められて「彼らは優しい事を言っているだけだ」と思うこと。

Jumping to conclusions. 自分の頭の中で結果を作ってしまうこと。Mind readingは不機嫌な対応をされた時に「この人は私の事が嫌いなんだ」と落ち込んでしまうこと。fortune teller errorは悪い事が起こるだろうと予見して気持ちを落としてしまうこと。例えば「このセラピーなんて絶対に効かない」と思うこと。

Magnification and minimization. 悪いことの影響が大きいだろうと思ってしまうこと。逆にいい事がは過小評価してしまう。

Emotional reasoning. 感情を理由にネガティブな考えを正当化しようとしてしまう。罪を感じているから私は悪いんだ、なと。

Part 2 Practical Application

Start by building self-esteem

自分への自信/価値(self esteem, sefl-worth)は何かを達成したから生まれるものではない。見た目、才能、名声、富も違う。愛、友情も違う。自分自身が考える(頭の中にある)自分の像だけが自分の価値を決める。

Talk back to internal critic

自分の頭の中にあるネガティヴな思いを書き出して、それがいかにdistortされているかと思いへの返事を並べて書く。

Mental biofeedback

腕につけるカウンターでネガティヴな思考の数を数える。最初は慣れに従って増えるけど暫くすると減る。3週間ぐらい続ける。

Cope, not mope

Bad motherと自分自身をラベル付けしてしまう人に対して、定義を聞く。抽象的なものを分解する。全員だったり、常にだったり、全くだったりという一般化を指摘してbad motherが頭の中にしかないことを気付かせる。完璧な人間などいない。長所と短所があり伸ばしたい部分がある、という事に注力する。

Do-nothingism: how to beat it

1日中ベッドでごろごろして過ごしてしまいその間にネガティブな感情に包まれる人がいる。

Verbal Judo: Learn to talk back when you’re under the fire of criticism

批判は間違っているかもしれないし合っているかもしれない。間違っているなら気にしなくて良い。人間だから批判した人も間違えるものだ。 もし合っている時も心配する事はない。誰しも間違いはする。正しい批判を受け止めて新たな改善ができるチャンスである。

Step 1. Empathy. 相手の言っている事を理解して言葉に出す。具体的な事例を聞く。

Step 2. Disarming critics by finding principle you can agree. あなたを信頼できないから私のケースを任せられない、と言われたとして“You’re absolutely right. We cannot work together unless we have a sense of mutual respect and teamwork.”

これらのステップでは自分の立場を守ったり相手の事を否定したりはしない。

Step 3. Feedback and Negotiation (with I may be wrong). 自分は間違っているかもしれない、と言いつつ自分の立場を述べる。なぜ自分がそうしたのかをassertiveに言う。

批判されたときに最初にやることは詳しく調査をすること。

Feeling angry? What’s your IQ?

Irritability score. とどのつまり、怒りの原因は頭の中にある。

毎日怒った事を記録するDaily record of dysfunctional thoughts. 出来事、自分の怒った理由、落ち着いた分析をする。

理不尽なルールを決めつけていないか。人に優しくしたら自分の思う通りの行動をとって貰えるようなルール。連れ子が悪戯をする例では悪戯をするのは注意を得たいためであり、それを直すには当人の変化が必要。見たところをの変化は起きない。なので彼女が悪戯をしてしまうのは「当たり前」であり、そのことでいちいち怒る必要はない。

Part 3 Realistic Depression

Sadness is not depression

大切な人が亡くなった時にその人との時間を偲んで悲しむのは望ましい感情であり問題はない。一方で「もうあの人がいなければ自分は幸せになれない」と考えてしまうのは歪みがある。

仕事が上手くいかない人。他の人の失敗は気にするな、なのに自分が失敗するともう駄目だ、となる。自分に厳しいダブルスタンダートは良しとされる文化もあるが、鬱の対処においては駄目。

Part 4 Prevention and Personal Growth

The Cause of It All

Vertical arrow method. 出来事とautomatic thoughtを紙に書いて、なぜそれが悩ましいのか、もしそれが本当だとして何が困るのかを5個ぐらい縦に書き並べる。そのあと右側にcognitive distortionの視点でrational responsesを書く。セラピストの力量によらずに自分をゆっくり分析できる。

Part 6 Coping with the Stress and Strains of Daily Living

怒っている人に対処する方法。 - 相手の言いたい事をまず全部聞く - 同意できるprincipleを見つける - 合意できていない部分を明らかにする - 交渉してより良い状態を目指す

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Coping with Hostility

自殺を仄めかした患者の話。連絡がつかなくて不安だが死んでしまったかは分からないのだから心配しても仕方がない。連絡が来るまでは生きているのだと想定しよう。そもそも一般に努力をしても結果が必ず付いてくる物ではない。自分は彼女をコントロール出来ない。

Part 7 The Chemistry of Mood

鬱に遺伝の影響はある。

初期の鬱症状の患者には薬とcognitive therapyは同程度に効く。後者のほうが再発しづらい。

あと章は薬の話が多く、自分の興味ではないので読み飛ばした。

Think and Grow Rich

お金持ちになるための精神論を説く。精神論ばかりであまり役に立つものではなかったのでだいたい読み飛ばしてしまった。

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7 Organized Planning: the crystallization of desire into action

リーダーシップの構成要素

The elements of leadership

人の役に立つサービスを生み出すものがお金持ちになる。

Organized capital. Capitalはお金だけではなく人の思考や行為も含む。Organized capitalが人の役に立つものを生み出す鍵である。

10 Master Mind: driving force

Coordination of knowledge and effort in a sprit of harmony, between two or more people, for the attainment of a definite purpose.

自分が彼らに提供できるものがないといけない。

従業員も良い。インテルのCEOはマーケティングやエンジニアリングを知る良いチームを持っているそう。