suztomoの日記

To be a good software engineer

Way of the Wolf

株を売るブローカーを育てる達人Jordan Belfortが書いた営業指南本。Straight Line Systemという考え方で脇道の逸れずに顧客のニーズを聞き出して商品を売る方法を解く。営業力というのを素人にもわかりやすく解剖したような本。NYPLで借りた。フレーズの具体例が多くてとても実用性のある本。

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The cover of Way of the Wolf

5つの原則

The prospect must love your product.

The prospect must trust and connect with you.

The prospect must trust and connect with your company.

Lower action threshold.

Raise the pain threshold.

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Straight Line System

The First Four Seconds

最初の4-5秒で決まる。人は誰しもその道の一流の専門家を探している。例えばこんなことを言う人

“Listen, Bill, you need to trust me on this. I’ve been doing this for fifteen years, and I know exactly what you need.“

First, you’re sharp as a tack. はっきり言う。言葉だけじゃなくてちゃんと勉強して詳しくなる。

Second, you’r enthusiastic as hell. 顧客の生活にポジティブな影響を与える人になるべき。商品がお客さんの為になると信じて話さないといけない。

Third, you’re an expert in your field — an authority figure and a force to be reckoned with.

Tonality and Body language

言葉の内容は1割。感情が9割。感情は声のトーンやボディランゲージで左右される。

声の低さや高さを調節する。早く話す時はゆっくり話す時、囁きながら話す時などをいろいろなパターンを1つのミーティングで使う。同じトーンで話していると聞く人は飽きてしまう。話すだけではなく聞き上手にならないといけない。

State Management

自分の感情をコントロールし、ポジティブな姿勢(empowered state)をいつでも作れるようにする。ただしそれを常にやるわけではない。

Future pacing. 自分が何かを成し遂げる映画のワンシーンであるかのように振る舞う。

NLP Anchoring. 自分の感情は自分で選べる。身の回りの良い事ばかりに注目すればポジティブになれる。

A Surefire Formula for Managing Your State

元のアイデアNLP Anchoring. 最高の気分だった時のことを思い出して、その情景を作る。周りの人達が着ていた服まで。5感で表現する。 頭に浮かべたものを何か行為や物に結びつける(anchoring)。 著者の言うOlfactory anchoringというのは何かに成功した時(when you feel absolute certainty)に匂いのする物を嗅ぐことでAnchoringができるというもの。Boom Boomgおすすめ。

Advanced Tonality

I care / I really want to know. 明るいフレンドリーなトーンで”Hi John, how are you?”

Phrasing declarative as a question. 自己紹介を質問文のように言うと「あれ、この人の事知ってるっけ」ってなる。 Example: https://youtu.be/zNL_-hTiFVE

Mystery and intrigue. Justifier (なぜ昨日でも明日でもなく今電話してきたのか)を語る。囁きよりほんのちょっと大きい低い声。”Reason”のRをほんの少しだけ伸ばす。

Scarcity. 残り少ないと説明するのは商売の常套手段。1に物が少ないこと。2にトーン: 小さく低い声でちょっとoomphを加える。3にこの情報が希少であることを伝える。

Absolute certainty. しっかりとはっきりと言う。Wolf of the Wall Streetの”The name of the company is ... awaiting imminent patent approval on the next generation of radar detectors that have both huge military and civilian application. ”

Utter sincerity. 謝っているぐらいに誠実さを感じられるようなトーン。

The reasonable man. “I’m reasonable. You’re reasonable” という気持ち。”If you have 60 seconds, I’d like to share the idea. You got a minute?” “Sound fair enough?” “Does that make sense to you? Do you like the idea?” 大きな声で威圧的に言ってはいけない

Hypothetical, money-aside tone. “Hypothetically speaking, putting money aside, does the idea makes sense to you?”

Implied obviousness. 明らかに商品が良い物であるというトーン。

I feel your pain. 顧客が困っていることを感じるトーン。I careと心は似ているが、痛みなので明るくしない。

ちなみにWolf of Wallstreetのこのシーンにさまざまな声のトーンが出てくる(著者は演技指導をしたらしい)。

www.youtube.com

Advanced Body Language

Body languageで物は売れないが、Body languageで商談が失敗しうる。

Mirroringは真似る事。気味悪い。Matchingは相手と同じ語調と語彙で話し、動作をコピーする時も5-10秒置いて動くこと。

pacing and leading. 怒っている相手に対して「落ち着け」というともっと起こる。まず同調して怒ったフリをする。「コーチに電話してあいつを外してもらおう」。それからしばらくしてトーンを落として「いや、よく考えてみれば精神的に大変なのかもしれない」と繋げる。

The Art of Prospecting

gathering intelligence (qualifying prospects). 潜在顧客の情報を集める。

  • Buyers in heat. 今すぐにでも買いたい人
  • Buyers in power. 買う権限を持ってるけど痛みは感じていない人
  • Lookie-loo. 買うつもりがないけど買うふりをしている人。相槌や無駄な質問が多い。
  • Mistakes. 間違って入ってきてしまった人。

Ten Rules of Straight Line Prospecting

  1. You are a sifter, not an alchemist. 水の中から砂金を見つける人。水(lookie-loo, mistakes)を金に変えようと思ってはいけない。
  2. Always ask for permission to ask question. “John, let me ask a couple of questions so I can best serve you.”
  3. You must always use a script. 次の章。
  4. Go from less invasive questions to invasive questions. どれぐらいお金が(liquid asset)ありますか?収入はどれくらいですか?なんてのは最初は聞かない。
  5. Ask each question with right tonality.
  6. Use the correct body language as the prospect responds. 相槌。相手が話しにくい事を答えている時は真面目に相槌。相手が辛いことを話している時痛そうに相槌。
  7. Always follow a logical path. (スクリプトに用意する)質問には正しい順番がある。
  8. Make mental notes; don’t resolve their pain. 話を聞いている時に割り入って「自分のこの商品なら解決できます!」としてはいけない。むしろ「大変ですよね」、という風に辛さを感じさせるべき。
  9. Always end with a powerful transition. 自社の製品に合わない場合ははっきりとそれを伝える。

Well, John, based on everything you just told me, this program isn’t a particularly good fit for you.

商品がちゃんと合うとわかった時は

Well, John, based on everything you just said to me, this program is definitely a perfect fi for you. Let me tell you why…

と続ける。

  1. Stay on the Straight Line; don’t go spiraling off to Pluto. 嘘を言って相手に合わせることはラポートではない。嘘はすぐにわかる。相手が趣味とかの話をし始めたらしっかり聞く。

The Art and Science of Looping

数週間前に話した見込み客にまた話す時のやり方。話した後にメールを送っておくがそれを読んだかは聞かない(なぜならnoと言われうるから)。そこで”Does that ring a bell?” はnoと言われにくい。更になぜかけてきたのかを相手の目線で話す

the last time we spoke, I promised to get back to you when I come across an investment idea that has huge potential with very little downside risk.

論理のあとに感情。

Deflection. 相手の否定(例えば持ち帰って考えたい、妻に相談したい等)を方向を変えて答える事。相手が渋ったら"I understand what you’re saying. But let me ask a question. Does this idea make sense to you?” をreasonable manのトーンで聞く。

そして相手が良いねって言ったら”Exactly, it really is a great buy down here! In fact, one of the true beauties here is ...”と繋げる。相手のtonalityに合わせる。

商品を気に入ってもらえそうだったら、次に人と会社の信用の話に繋げる。もし信用があってこれまであなたに価値を提供していたならばすぐに注文をしていたと思いますよね?(Implied obviousness tonality)、”Am I right?”(reasonable man tonality)と次に自分を紹介する。

Now that I understand. You don’t know me and I don’t have luxury of track records. Let me take a moment to reintroduce myself. My name is... in... I pride myself on...

Forrest Gumpのバスに乗るシーンにあるように、人は知る事で仲を深められる。

And as far as my company goes, it’s one of the most respected companies in...

Innovation Stack

太田さんのTwitterより

Squareの成功を顧みて、本当に新しい商売をする時にどうしたら良いのか、巨大企業(Amazonとか)にも負けないのかという問いに答える本。Innovation Stackとはゴールに対して必要なことを積み重ねていくこと。その必要なことを極めていけば競合が一部をコピーしても叶わない。

NYPLで電子書籍を借りた。

Introduction

巨大なAmazonのような会社にも勝てたSquareや他の会社の共通する点があった。

Square up: bring fairness to previously unfair system

Innovation Stack: 問題を解決してまた問題が出てきてを繰り返すうちに鎖のようになってくるもの。

entrepreneurs: 本当に新しい事を始める人。(ベビーシッターや理髪店ではない。)

Part 1 Solving a Perfect Problem

Squareは小さい商店が高い手数料を払っている(とても複雑な)クレジットカード業界を良くしたかった。VCには言わなかったが商店を持つ以前の”Bob”のような人も助けたかった。

マーケットの端っこが一番面白い。なぜ小さい商店はAmexを使えなかったのか。なぜBobは現金で会計をしなければいけないのか。

Innovation Stack。一つの問題を解決すると次に他の問題が出てくる。Squareでステートメントにお店情報を載せたい(良いUXのため)のでネットワークを選ぶが、それは値段が高くて高くて安全性は劣る方法であった。こと新しい問題は直ぐに解決せずとも良かった。

Squareのカードリーダーは初期にアルミニウムで作ってしまう間違いをしたが、数時間で問題を解決できた。商品開発は自分達でやろう。外注していたらこの間違いに気づくのに数ヶ月掛かったかもしれない。

顧客対応は電話はしない。メールのみ。なので顧客を満足させるにはシンプルでわかりやすい方法にしなければならない。「so we have to ...」という繋がり。

AmazonがRegisterという安い、より正確なデバイスをカスタマーサポート付きで参入してきた。しかしSquareがやっている事は全て理由があるやり方なので何も手を打たなかった。”doing nothing different”. Amazonがどれだけ時上手くやっているかは調べなかったが、Amazonのリーダーは街で見なかった。2015のハロウィンにAmazonがRegisterの中止を発表。

Part 2 Mythical Expert

過去にInnovation Stackを持っていた人の話。A. P. GianniniのThe Bank of ItalyのInnovation Stack.

  • Focus on the Little Fellow
  • Banking for Women
  • Low Rates
  • Direct Sales Force
  • Advertising

など。これらが全て"they had to"で繋がっている。

業界を変えても業界の最初の創業期はこのような解決策と問題のサイクルがあるものである。 

IKEAも同業他社のトレードショーから追い出されてカタログでお客を惹きつける必要があった。スウェーデン国内の工場はIKEAから注文を受け付けないので海外(ポーランドで)作り始める必要があった。輸送ふるには家具を上手く箱に詰める必要があった。それにはカスタムデザインが必要。などがIKEAのInnovation Stack.

Southwest Airlines by Herb Kelleher.

従業員は経験が浅くてもフレンドリーな人。お客さんや株主の意向よりも従業員の言うことが大きい。

学校や本はHowを教えてくれるが、それをいつ使えば良いか(when)は教えてくれない。問いは今から後か。大体答えは今やるべし。

しかし、Innovation stackの要素がまだできていない時は待つのもいい。Facebookが上手くいったのはモバイル(と写真付きスマホ)が発達したから。先行者はいたが、その時はモバイル対応が欠けて居た。

Squareがカード会社の決断を待っている時にも他の要素を進めて居た。特に動く装置が無ければ説得出来なかっただろう。

正しいことをやってる時は不確実さを感じるはず。感じてなかったらもう遅い。

Part 3 Innovation Physics

Innovation Stackのそれぞれを80%コピー出来たとしても駄目。要素はそれぞれ因果関係があるのから。UnitedがTedという格安航空会社を作ったが、高回転で飛行機を運用する文化を作れずにSouthwest Airlineに負けた。

普通の会社ならば競合との競争、攻撃に対処する必要があるが、新しい市場を作り出そうとするentrepreneuralな会社は顧客に注力していれば良い。

The Curse of Knowledge. 知りすぎている事で顧客に上手に説明できない。

Linguistic Gravity. 言葉の選び方が原因で、既存のものと同じだと思われて使ってもらえない事。Southwest航空は、飛行機は高くて自分向けじゃないという人に対してlow costという言葉を常に使った。

Feedback Failure. 著者が立ち上げたnonprofitのLaunchCodeは職がない人を助けるというメッセージを出していたので、企業側はDiversityの為に余裕がある時に雇うものだと勘違いしていた。もっと早くからこのすれ違いを知りたかった。

Process difficulty effect. 少し難しい方が人々は覚える。IKEA effect: 自分で試行錯誤して作った家具は好きになりやすい。

Pricing. 高い品質を保った上でそれを安くするべき。競合の値段は気にするべきではない。Either-orの思考に入ってはいけない。

競合がいないときでも値下げが出来るならするべき。従業員は顧客を搾取しているか見ている。顧客を搾取する会社は従業員を搾取するし、従業員はそれを感じ取る。

Disruption. 新しい企業が他の会社から客を奪っているように思われるが、SouthwestやIKEAの韓国参入ではマーケット自体が大きくなった。

Humility. 謙虚さ、人助けをする意欲。

恐怖がある中でも特定のことをやるのを訓練しておけば役に立つ。

新しい事をしているならば過去の経験はいらない。経験を持っている人を雇う事ができる。往々にして経験の無さはやらない言い訳に使われる。

Squareの上場後お金やコネクションは増えたが、それらは新しいことをやるには役に立たないものだ。

St. Louisに戻って従業員の家族が殺害される事件が起こった。教育は適切になされない地域の格差の問題。プログラマの教育問題。良いプログラマは自分で勉強する。会社は未経験を雇わない。

自分が取り組む良い問題を見つけよう。新しいことをやるのに経験は要らない。経験がないことは言い訳にならない。

Essentialism

どこかでおすすめされていた本をNYPLで借りた。世の中には色々なことに手を出しすぎて本当に大切なことに時間を割けていない人が多い。例えばある人は頼まれたことをイエスと常に答えていっていつもミーティングやカンファレンスコールでいっぱいだったがある時メンターから1つのことばかりやるようにとアドバイスをもらい頼まれたことにノート言うようになった。本人のワークライフバランスや仕事の質が向上したのはもちろん、上司や同僚からもより信頼されるようになった。

Part Ⅰ: Essence. What is the core mind-set of an Essentialist?

世の中は本当に重要ではないことで溢れている。(参加しなくてもいいミーティング) Nonessentialistは"しなければならない"ことをする。Essentialistは自分が選んで決める。

Nonessentalistは全部できると考えて、どうすれば全部できるかを問う。Essentialistはトレードオフを見極めて、どれがインパクトがあるかを問う。

1人で本当に大切な問いを考える時間を持つ。例えば「3, 5年後に会社はどうあるべきか」「What’s the best way to improve an already popular product or address unmet customer need」「先を走る競合との差を埋めるにはどうすれば良いか」

Part Ⅱ: Explore. How can we discern the trivial many from the vital few?

EssentialistはNonessentialistよりも多くの選択肢を吟味するし、それに多くの時間をかける。Deadlineでも設計に多くの時間をかけると書いてあった。

ジャーナリズムでLeadとは本当に必要な情報のこと。校長が先生たちを連れてどこどこに研修に行くという情報はLeadではない。Leadは「木曜日は学校がない」ということである。写真を参照。

Nonessentialistは一番大きな声に耳を傾けてしまう。全てを聞こうとして情報に埋もれる。Essentialistは言われていないことに注意をする。

現場を見るべき。新生児用の機械を開発していたJane Chenのチームはミャンマーの山奥に行くことで80%の新生児は家で生まれるということに気づけた。

Essentialistは「これだ!」というもの以外はノーとする。90%はノー。本の中でコンマリのような断捨離の話がある。ときめかなければ服は捨てる。人を採用する時も手順と条件を明確にしておく。例えば「Would they love working here?」「Would we love having them work with us?」が最終的な問いであるVitsoeという会社の話。

遊びの時間と睡眠の時間は最重要。

Part Ⅲ: Eliminate. How can we cut out the trivial many?

綺麗な言葉を並べつつ曖昧なミッションステートメントを掲げる会社が多い。曖昧さは従業員の時間を重要なことに注ぐのを妨げる。

悪い例。上司に気に入られようとして他の同僚と競争しようとしてしまうと本来必要のない作業がたくさん生まれる。異なるチームがそれぞれバラバラなことをして、整合性がない。いっぽすすむとまた5歩戻らなければいけないような作業が生まれる。

Essential Intent. 写真のmatrix参照。鼓舞する内容でかつ具体的(選択をしている)。"Does this new idea really help us to achieve our intent?"という問いの基礎になるもの。もし何か一つの事を本当に上手く出来るとしたらそれは何か?Essential intentは成功したかどうかがすぐにわかるような文であるべき。例: To build 150 affordable, green, storm -resistent homes for families living Lower 9th Ward.” (Make It Rightという組織)。Good Strategy Bad Strategyに似ている。

Noと言う方法。Steve JobsがPaul Randというデザイナーに「ロゴの案を複数作って欲しい」と頼んだ。Paulはそれを拒否して「ロゴを選ぶ仕事を無くすために1つだけ最高のものを作るからそれを使うかはあなた次第」と答え、その後良いロゴを提供しJobsの信頼を得た。

“Yes! What should I prioritize?” 上司や偉い人に使う。

仕事の時間と仕事をしてない時間の境界をはっきりさせるといい。一度例外を許してしまうとそれが何回も発生してしまう。例えば週末に働くこと。

Part Ⅳ: Execute. How can we make doing the vital few things almost effortless?

車の運転で前の車と間隔を開けるのと同じようにバッファを設けるのは重要。

The Goalにあるようにボトルネックを取り除け。

大きすぎる目標よりも小さい勝利を積み重ねる。

Flow。

ルーティン。

Leadership Essentials

“Less but better”

Design of Everyday Things

NYPLでKindle版を借りた。デザインをするときの心構えを説く。ユーザをよく見ること。競合を意識しての機能の付けすぎは避けるべき。抽象的な話が多く、具体例が少なかった。どこかで聞いた話もあり今の自分には役に立たなかった。

一見簡単な物でも使い方を間違えるものが多い。ドアとか。物が小さく、デジタルになるにつれ、デザイナーの頭の中のものと、実際のsystem imageとユーザの頭の中にあるものとに乖離が生じる。

ドキュメントに書いてあるから、というのはユーザが間違えてしまった時の言い訳にしてはいけない。

2 The Psychology of Everyday Actions

7つのステップ=

  • 1つのゴール
  • アクションまで3つ: Plan, Specify, Perform
  • アクション後に3つ: Perceive, Interpret, Compare

頭の中にあるConceptual modelはストーリーから成り立っている。何かをした結果どうなるか。

3 Knowledge in the Head and in the World

競合他社が付けている機能を追加してしたくなる。マーケティングも昨日の一覧を載せれば簡単になる。しかしこれではどんどん機能が増えていって使いにくい物ができる。Creepin featurism/Featuritis。これを防ぐには競合と比べて優れている機能に注力し、それを伸ばすべき。

Jeff Bezosの教えは顧客が必要としている物を提供すること。競合との比較やマーケティングのための機能拡充は意味がない。

社内でも役割によってやるべきが相反することがある。それぞれ正しい。

6 Design Thinking

IDEOでやるようなアイデア出しとプロトタイプ。

Leadership and Self-deception: Getting out of the Box

Yancan fmの16回目で紹介されていた本。NYPLで借りて読んだら面白くて、Kindle本を買ってしまった。自分は正直で頑張ってて良い人間なのに周りの人はそんな自分を大切にしてくれない、と思ってる時に読むといい本。文化が違いを超えてグサリと刺さる内容を書けてすごい。

App Storeでのユーザの関係作りに使えないだろうか。

逆境で頑張っていても他の人から見たら問題になっている人がいる。他の人が注意した所で反感を買うだけである。

飛行機の席で自分の隣の席に紙を広げる人と席を譲ってあげる人。前者には周りの人が人と見ていない。

Budが少しだけ手を抜いたらCEOのLouに怒られた。しかしそれはBudを奮い立たせる良いものだった。一方で駄目な叱り方をする人もいる。その違いは何か?箱に入っているか、いないか。

箱に入ると自分を正当化しようとする考えになる。自分がやるべきだと思っていたことをやらないと、とたんに他人が悪く思えてきて、自分がしなかった選択を正当化する考えが生まれてくる。他人を非難する自分を正当化するには他人に問題を引き起こさせる必要がある。例えば約束を守っているのに子どもの非を見つけてしかる。2人の人間がお互い箱に入って非難合戦になるのをcollusionの呼ぶ。

この足の引っ張り合い。は組織にとってはリソースの無駄遣いになる。

箱に入っている人に他人が注意しても本人には単なる非難にしか聞こえないので意味がない。"行動"やコミュニケーション術では解決しない。

自分が箱に入っていることを認識できれば、箱から抜け出せる(既に出ている)。

他の人がついて来ようと思うのが良いリーダーシップ。強制や非難ではない。

Accountability transformation system. 職場で、他の人の成功が自分の成果となる仕組み。ずっと他の人にフォーカスが持てるようになる。箱の中では常に自分ばかり。(本当にできる?)

組織に当てはめると、問題が起こったらトップは責任を認め自分の行動の何がそれに繋がったかを議論する。

Never Split The Difference

Mediumの記事"4 Books Everyone in Tech Should Read and Why"で紹介されていた交渉の本らしい。人質交渉のエキスパートが解説する交渉術の本。ハーバード流の交渉の本は理性的な人同士なら役に立つが、人質交渉は日々の中では人間は理性的ではなく感情に動かされる。この行動経済学からも学んび、感情を利用して交渉を進める方法が解説されている。

"I'm sorry, Richard. How am I supposed to do that?” ゴリ押ししてくる相手に暖かさを見せる。こっちの問題を相手に考えさせる。

1 The New Rules

アメリカで頻発した人質事件でFBIは考えを改める。

フロリダで犯人Giffeが人質を解放しようとした時にFBIが我慢しきれずにエンジンに発砲してしまい人質2人死亡、犯人自殺。のちに遺族による訴訟Downs v.s. United States case。

1992年にはIdahoでRandy WeaverによるRuby Ridge farmの事件。1993年にはWaco, TXでDavid Koresh’s Branch Davidian compoundの事件。

ニューヨーク市警察が交渉専門の部署を作ったのをはじめにFBIにも部署ができた。

ハーバードでは感情が理性を克服し、相手の欲しいものを理解することでwin-winの交渉ができるという考え(本 Getting to Yes)があった。一方で経済学者Amos Tverskyと心理学者Daniel Kahnemanは人間は理性的でないという論を出してのちにノーベル賞を受賞。

誘拐犯はGetting to Yesが使えるような理性的な思考はしない。ちなみにサブタイトルのNever split the differenceは人質交渉では全員救出以外は失敗だから。

2 Be A Mirror

時間は交渉にとって味方である。急いでいるような話し方だとラポートを築きにくいし、相手は話を聞いてくれていないと感じる。

Late-night FM DJ's downward-inflecting voice. 低くてゆっくりの声。相手の話を聞きやすい。肯定文で質問文のようにさせない。"Joe is gone. You're talking to me now." 契約交渉に使える。

アクティブで笑顔のような声。これは一緒に問題解決をしたいときの声。相手は頭を速く動かす。値段交渉に効く。

Mirroring. 同じ動作をする人は信頼される。FBIの人質交渉では、大拙な3つの言葉を言葉を繰り返すこと。

3 Don’t Feel Their Pain, Label It

感情(特に怒り)は交渉の邪魔だが、ネガティブな感情を無視してはいけない。

相手の気持ちをIt seems you like ..., It sounds you don’t want to...の形で表現する。大体肯定文。

It seems that you think you get shot if you open the door. It seems that you don’t want to go to jail.

と相手の感情の裏にあるものを説明することで相手が落ち着く。Labelをした後は沈黙すると相手が喋りだす。"そのシャツ気に入ってるみたいだね"と言ったら相手はどこで買ったかを話したくなる。

授業で前に出てきて欲しい場合に「前に出てくると大変なことになります。ただ1番学べます。」と、手をあげる恐怖を説明する。前の人が

飛行機の遅延で前の人がスタッフに怒鳴った後に感情を説明するエンパシーを伝える。"随分焦っていたお客さんでしたね", "大荒れですか" "そうですか、全部埋まってますか。"

Accusation auditとは相手が言う可能性のある非難の言葉を並べてその時どう言うかを考えること。自分は頭の中でよくやる。先にちょっと誇張したぐらいのものを言うことで相手がそれを言いにくくする。

Labelして沈黙。

4 Beware "Yes" - Master "No"

電話の営業マンがYesを言わせるような誘導尋問をしてくる。"Do you like clear water?" しかしYesというのは往々にしてmaybeのような意味のない返事である。Yesと言わせる質問をしても相手をイライラさせるだけ。

“No” is affirmation of autonomy. Noという言葉は話してる人に拒否権がある、コントロールできるという安心感を与える。Noという言葉を拒否と受け取らない。

  • まだ同意できない
  • 不快だ
  • 分からない。
  • それをする余裕はない
  • 別のものが欲しい
  • もっと情報が欲しい
  • 別の人と話したい

で、"What about this doesn't work for you?" "What would you need to make it work?" "It seems something here that bothers you." (+沈黙)

Yesにも複数の種類がある。偽物のYes, 確認のYes, CommittmentのYes。偽物のYesは相手が会話から抜け出したいから言うもの。最後のが1番大切。

"Is now a bad time to talk?" と聞くと"Yes, it's a bad time"で改めて時間をくれるか、"No, it's not"で会話を始められる。

Noを引き出す話し方。"Do you feel that if things stay the way they are, America's best days are ahead of it?" "Are you going to sit and watch President Obama take the White House in November without putting up a fight?"

あえて相手の考えを間違えて説明して聞いてみる。"It seems you are eager to leave your job."と言われたら、"No,"と答えたくなる。

5 Trigger The Two Words That Immediately Transform Any Negotiation

"That's right"という言葉を引き出せように相手のことを理解して言葉にする。自分の考えと反するものでも相手の目線で理解する。同意する必要はない。

"You're right"では相手は動かない。病気になった人が医者にアドバイスされて、はいはい、っていうのだけれど実際に行動に移す人は少ない。(これも交渉) 時には本人も"That's right"な時がくるまで自分の行動の理由が分かっていない時もある。

6 Bend Their Reality

Fairなんてものは人の心の中にしかない。Unfairだと言えば値引きしてくれる人もいれば、"fairじゃないと感じたらいつでも言ってください"なんていく言葉で信じてしまう人もいる。

“We’ve given you a fair offer.” は相手を心象操作するために言う言葉。言われたら"Fair?"と聞き返す。

給与交渉では一つの数字ではなくレンジを言う。

お金以外の事を交渉で話すようにすると最終的にお金が増える。例えば有給休暇の数とか。雑誌の特集とか。

10で割り切れない数字は考えに考えた結果出たもののように聞こえる。$5,000ではなく$4,751。

採用面接の時に"What does it take to be successful here?"という質問は良い。誰かがアドバイス(guidance)をあげると、それらを守ってるか確かめたくなる。

相手満足するようなオファーを出せない時は最初にaccusation auditで期待値を下げて、相手が自分のことを悪く言えない様にする。”By the time we get off the phone, you’re going to think I’m a lousy businessman.” そして相手が損するような言い方をする。"Still, I wanted to bring this opportunity to you, before I took it to someone else."

7 Create The Illusion of Control

FBIのやり方は相手と対立するという前提があった。著者は相手がこちらを助けてあげている気持ちにさせるほうが良いと気づいた。

人質の声を聞かせてほしい、というお願いをすると誘拐犯に貸を作ることになる。"初めて飼った犬の名前は?"のような質問は警察っぽくて相手をイライラさせる。聞くべきはopen-ended questionなのだけど、相手に自分のやって欲しいことを念頭に入れて少し作為を入れた質問。"How can I know he’s safe?” Howの質問は聞き手が助けたくなる。

  • “How am I supposed to do that?” を"お前が悪いんだからこうしろ"の代わりに使う。
  • "Why did you do that?" を "What caused you to do that?" に。
  • 上司が一度承認したトレーニングに付いてゴチャゴチャ言ってきたら “What did you have in mind when you approved this?” (著者曰くこれは上司のパワーを見せつけたいだけ)

8 Guarantee Execution

“Yes”という言葉はHowが付随していなければ意味がない。”No”というのではなく、”How can I...”の質問をして相手に考えてもらう。“How will we know we’re on track?” “How will we address things if we find we’re off track?” 自分の納得いくものだったらそれを復唱し”That’s right”を言ってもらう。

もし”You’re right”や”I’ll try”と言う言葉が相手から出てきたらそれは失敗している。

身代金を払った後の誘拐犯が人質を解放しない場合をどう防ぐか。失敗した件では誘拐犯動詞でイザコザが起こったのが原因であった。一般に1人の人間(CEOでもFBIでも)が取引を反故にする可能性がある。

Howの質問を繰り返すことで誘拐犯側がさまざまな議論をしなければならなくなり、彼らの意思統一が行われる。話者の向こうにいる人達の事を考えてする質問の例:

“How does this affect he rest of your team?” “How on board are the people not on this call?” “What do your colleagues see as their main challenges in this area?”

Yesと言っても実行してくれるとは限らない。同じテーマでYesを3回言ってもらう。相手の言葉が完全に納得してなさそうならば理由を聞く。

三人称の人を出すと人は嘘を言いやすいらしい。人質交渉の時の"We"は本当そうだけど、"The other guys"は嘘っぽい。

9 Bargain Hard

自分の欲しい値段の65, 85, 95%で用意する。相手の欲しい値段ではない。

細かい数字は信憑性が増す。

10 Find the Black Swan

交渉で相手の言葉の裏に交渉を左右する3つの重要な事実(Black Swan; unknown unknown)が隠れていると思っておく。

相手の信じるものを理解する。マーケット、エキスパート、神、社会だったりする。それらは彼らにとって彼ら個人の考えよりも強い。自分が知っている分野ならばその言葉を使う事で相手は理解されていると感じる。

It’s not crazy. It’s a clue. 自分たちの考えに当てはまらない物はcrazyだと片付けてしまう事がよくある。それらはBlack Swanを見つける手がかりである。

本音を言う衝突は避けてはならない。同僚や家族との関係を作る糧となる。

Obsessed: Building a Brand People Love from Day One

ポッドキャストOff Topicで紹介されていたのでNYPLで音の本を予約して借りた。内容がよかったのと文章を読みたかったのでKindle版も購入した。自分の場合はアプリ(https://twitter.com/MemorioApp)のブランドを考えるいいきっかけになった。ブランドを考えるにあたって答えなければいけない問いが書いてあり、その答えとなる具体例のビジネスが載っている。

Introduction

巨大企業でブランディングやPRを学んだ著者がスタートアップで会社の初期にブランディングをしっかりやる事で成果が大きくなるだろうという考えのもとRed Antlerを2007に立ち上げた。ビジネスをローンチする前から一緒に働く。これはLean Startupに反する考え。技術が簡単になってきたので勝負がブランドになっている。

ブランドは後半に決めればいい表層ではなくビジネスのコアになるものである。Brand is ongoing guiding force that drive business behavior.

Casperのようななぜか今まで会っていなかった親友のようなブランド。お付き合い帳にも適用できるか?

この本ではクライアントのものとそれ以外のものが登場する。

Chapter 1. Fear of Death

Red Antlerを立ち上げた2007年にデザインといえばUIだった。UXは大切だがブランドはそれ以上大切。

“What makes you different?”に答えられない人が多い。

最初に聞くのはどんな問題を解決するのか、ということ。(ビジネスモデルや競争ではない)

  1. 顧客のマインドセットデモグラフィックよりも態度や行動。
  2. その顧客が抱えてる問題
  3. ブランドによる解決。What the brand stands for.

アーリーアダプターだけでは商売な成り立たない。

ユーザとコネクションを作る。

7種類の話の形。

人間の要求を"なぜ?"を突きつめると死への恐怖へとなる。メモリオの場合は人との関係を良くして良い時間を使いたい。

男性の抜け毛予防薬を提供するKeepsは顧客の話を聞くと弱く見られるという恐怖を見つけた。薬が効くのは若い時から使うと良い。既存のブランドは中年が対象。

安さや簡易さはブランドアイデアではない。ブランドが伝えるものの一つではある。

Why customers care.

AirBnBは人の繋がり(belonging)をブランドアイデアとしてから上手くいった。

Venmoはお金を払うというのを人との繋がりを見せるもの。

Needs behind needsをwhyを繰り返すことで明らかにする。

Chapter 2. Elevate to the Emotional

How the brand will make people feel.

Red Antlerに頼めば商品が普通のものでも売れるのでは、という顧客が来るが、それは断ることにしてる。ブランドは創作できるものではない。内からでるもの。

昔はコカコーラが幸せに、マルボロが男っぽさにできたけれどそれは昔の話。今はブランドが言うことは製品の機能がちゃんと役に立たないといけない。

安さや機能では愛されるものは作れない。"これは早いね/安いね"というものだけでは駄目。

Boxはコストコのデジタル版としてローンチしたが、上手く行っていなかった。まず自ブランドを他のブランドとの関係として定義しては駄目。安さ/簡易さはブランドではない。

Allbirdsのローンチ9ヶ月前、創業者たちはブランド戦略が必要だと考えRed Antlerの助けを借りた。シューズはナイキという感情に訴えるPRが強い巨人がいる。Allbirdsは環境に優しい素材を持っていたが、それだけではごく一部の人にしか買われない。あとは色んな場面で使えるMinimalist designと心地良さが売り。それぞれは個別の機能性。この中からexplorationやcuriostyという概念が合ってるということになった。

名前は機能からではなく感情からつくるべき。聞き手の興味を引き出す。

農業の技術で環境に良い野菜を作った会社があった。技術を押し出すのではなく、"家族に1番良い選択をしている"というメッセージにした。

Chapter 3. Sense of Self

Appleは長年creativityを軸にブランディングに成功しているので、ちょっとシンクが動かなかったりAndroidのカメラ性能が良くてもAppleを離れられない。

PampersやBMVは製品の質にブランディングをして成功している。これからの時代はユーザでブランディングする。ブランドのメッセージはユーザのこと。ユーザが気にすること。

Everlaneは$15のTシャツを売る。安さではなく、Trasparency, Fairness, and Honestyをメッセージにしている。Everlaneを使った人は賢い(smart)と感じる。

は自然(アウトドア)と高級を求める路線。"自分は化粧品の中に入っているものは良いものでないとだめ"と考える自分に合うブランド。インスタで写真をアップロードしたくなるもの。感情はinvigorated.

Hinge, dating appは"色んな人と会いたい"ではなく意味のある関係を求める人向けのアプリ。Red AntlerはDating app to be deleted. 両方とも同じ会社に買収されたおかげでより差別化がはっきりできた。

人々が自分を見る、自分のことを形作るのを助けるブランドを作る。ヨガマット買ったらその写真を誰かに送りたくなる気持ち。

Chapter 4. Creating Connection

同じブランドの物を持ってる人達がすれ違うと仲間意識を感じられることが大切。顧客と共有するブランドのテーマ。Facebookかコミュニティではない。

Sweetgreenはお店を出すときその建物と調和した店構えにする。サブウェイやマクドナルドと対局で京都に出店するやり方に似てる。地域のアーティストのものを飾ったりする。お店には農家の情報が載ってるので顧客はどこから来てるかわかる。1人の従業員が1人のサラダを作る。

Tomsというシューズを買うと途上国の子供に靴が1足送られる。皆がこれを好きになったわけではないが、その靴を履いているひとは一目で見てわかるものだった。何%の利益を募金するというやりかたよりも消費者に分かりやすい。Warby Parkerもやった。

Spotifyは好きな音楽をプレイリストにしてる人達を繋げた。データを使ってユーモラスな広告も作れた。アルゴリズムではなく人と人との繋がり。それをFacebookなどのSNSでシェアできる。

Skimmのニュースレターはユーモアで始める。"easier for you to live smarter". ニュースに事前知識を必要とせずに読める。ジャーナリストはトピックを簡単に扱いすぎていると批判したが政治や国際情勢を多くの人に与えた。

ユーザと共有する価値観がはっきりしていて、ブランドが彼らのアイデンティティになっていたら乗り換えられにくい。

Chapter 5. Strength in Focus

商品は少ない方がいい。人々は情報に溢れてしまっている。D2Cの成功した多くがそうしている。

旅行バックAwayは少ない製品で成功。

ただし、一緒に買うデザインが揃って欲しいものは複数のものを売るのが良い。

Chapter 6. Redefine Expectations

Casperは面白い実店舗をつくった。

Chapter 7. Embrace Tension

信頼できる、という特徴は皆が主張するのでそれを主張するのは意味ない。

Letting Go of Control. 現実的でないスタイルのモデルの広告よりも実際のユーザ(brand ambassadors)の写真を使うOutdoor Voices. 完全にコントロールは出来ないけれど、ユーザがストーリーの一部になるとはそういうこと。

Surprise. Uberはシックなロゴでハイヤーを配車してた。一方でハロウィンの時に車アイコンをホウキにしたり、子猫(のぬいぐるみ?)を配ったりユーモアがあってユーザは驚き、繋がりを感じた。

抜け毛予防のKeepsはHairloss 101は抜け毛の説明は怖い話を避けて、抜け毛に繋がらないことという説明を載せた。

バイアグラのような薬を販売するHimsはバナナなどの写真を使ってユーモラスに描いた。

Logo. ナイキのようなロゴ一つで勝負する時代ではない。Instagramなどいろいろなプラットフォームで使う時、ロゴはストーリーを伝えるごく一部でしかない。

Chapter 8. Make It Personal

創業者がブランドの理念を体現していると強い。だから最近は会社の名前ではなく創業者の名前でメールが飛んでくる。

黒人用のお洒落な髭剃りを作った創業者は黒人で既存の商品が

母になってから香水の中身が気になったけれど香水は成分を表示しなくていいルールだったので、自然に良い成分で高級路線の香水を作った。

Conclusion

デザインの事は書かなかったがデザインも重要。物を書くよりもデザインでブランドのコンセプトを伝えやすい。

"信頼してください"という言葉をかけられると信頼したくなくなる。信頼を勝ち取るにはしっかりデザインされたウェブサイトやきちんと動くアプリを通じてである。