suztomoの日記

To be a good software engineer

Essentialism

どこかでおすすめされていた本をNYPLで借りた。世の中には色々なことに手を出しすぎて本当に大切なことに時間を割けていない人が多い。例えばある人は頼まれたことをイエスと常に答えていっていつもミーティングやカンファレンスコールでいっぱいだったがある時メンターから1つのことばかりやるようにとアドバイスをもらい頼まれたことにノート言うようになった。本人のワークライフバランスや仕事の質が向上したのはもちろん、上司や同僚からもより信頼されるようになった。

Part Ⅰ: Essence. What is the core mind-set of an Essentialist?

世の中は本当に重要ではないことで溢れている。(参加しなくてもいいミーティング) Nonessentialistは"しなければならない"ことをする。Essentialistは自分が選んで決める。

Nonessentalistは全部できると考えて、どうすれば全部できるかを問う。Essentialistはトレードオフを見極めて、どれがインパクトがあるかを問う。

1人で本当に大切な問いを考える時間を持つ。例えば「3, 5年後に会社はどうあるべきか」「What’s the best way to improve an already popular product or address unmet customer need」「先を走る競合との差を埋めるにはどうすれば良いか」

Part Ⅱ: Explore. How can we discern the trivial many from the vital few?

EssentialistはNonessentialistよりも多くの選択肢を吟味するし、それに多くの時間をかける。Deadlineでも設計に多くの時間をかけると書いてあった。

ジャーナリズムでLeadとは本当に必要な情報のこと。校長が先生たちを連れてどこどこに研修に行くという情報はLeadではない。Leadは「木曜日は学校がない」ということである。写真を参照。

Nonessentialistは一番大きな声に耳を傾けてしまう。全てを聞こうとして情報に埋もれる。Essentialistは言われていないことに注意をする。

現場を見るべき。新生児用の機械を開発していたJane Chenのチームはミャンマーの山奥に行くことで80%の新生児は家で生まれるということに気づけた。

Essentialistは「これだ!」というもの以外はノーとする。90%はノー。本の中でコンマリのような断捨離の話がある。ときめかなければ服は捨てる。人を採用する時も手順と条件を明確にしておく。例えば「Would they love working here?」「Would we love having them work with us?」が最終的な問いであるVitsoeという会社の話。

遊びの時間と睡眠の時間は最重要。

Part Ⅲ: Eliminate. How can we cut out the trivial many?

綺麗な言葉を並べつつ曖昧なミッションステートメントを掲げる会社が多い。曖昧さは従業員の時間を重要なことに注ぐのを妨げる。

悪い例。上司に気に入られようとして他の同僚と競争しようとしてしまうと本来必要のない作業がたくさん生まれる。異なるチームがそれぞれバラバラなことをして、整合性がない。いっぽすすむとまた5歩戻らなければいけないような作業が生まれる。

Essential Intent. 写真のmatrix参照。鼓舞する内容でかつ具体的(選択をしている)。"Does this new idea really help us to achieve our intent?"という問いの基礎になるもの。もし何か一つの事を本当に上手く出来るとしたらそれは何か?Essential intentは成功したかどうかがすぐにわかるような文であるべき。例: To build 150 affordable, green, storm -resistent homes for families living Lower 9th Ward.” (Make It Rightという組織)。Good Strategy Bad Strategyに似ている。

Noと言う方法。Steve JobsがPaul Randというデザイナーに「ロゴの案を複数作って欲しい」と頼んだ。Paulはそれを拒否して「ロゴを選ぶ仕事を無くすために1つだけ最高のものを作るからそれを使うかはあなた次第」と答え、その後良いロゴを提供しJobsの信頼を得た。

“Yes! What should I prioritize?” 上司や偉い人に使う。

仕事の時間と仕事をしてない時間の境界をはっきりさせるといい。一度例外を許してしまうとそれが何回も発生してしまう。例えば週末に働くこと。

Part Ⅳ: Execute. How can we make doing the vital few things almost effortless?

車の運転で前の車と間隔を開けるのと同じようにバッファを設けるのは重要。

The Goalにあるようにボトルネックを取り除け。

大きすぎる目標よりも小さい勝利を積み重ねる。

Flow。

ルーティン。

Leadership Essentials

“Less but better”