suztomoの日記

To be a good software engineer

パティさんの嫌いな言葉

"Powerful: Building a Culture of Freedom and Responsibility" (Patty McCord著)の本の読書記録です。爆発的成長を遂げたNetflixの人事をやっていたパティさんがCulture Deckに書いてある事を、具体例を交えて振り返ります。一般に良いとされているものがNetflixのような成長企業では役に立たなかったりより良いやり方があります。この本は本文中でも言及されているReedさんのCultureのプレゼンテーションのより詳しい解説本として読めます。https://www.slideshare.net/mobile/reed2001/culture-1798664

本文中にパティさんが嫌いな言葉がたくさん出て来るのでそのメモです。

 

Empowerment

人々は”既に”力を持っている。会社の目的に使える力を持つ人を集めて最高のチームを作るのがマネジメントの仕事。会社は従業員に機会を与えるが、それは会社の目的を達成するための方法の一つ。外から人を雇う時が早いならそうするべき。

 

A(-rated) Player

ある会社にとっては優れたスキルセットでも別の会社では役に立たないこともあるし、会社の成長フェイズによっても異なる。

 

Policy and Procedure

でもDisciplineは大切。上記のCulture Deckにマッチする人達と働くことが大切だった。

 

(従業員を指しての) 家族

会社は家族ではなくプロスポーツチーム。雇用は従業員と会社のマッチングなのでそれが終われば去ってもらう。家族ではないが、この文化が共通であれば会社を去ったあとも良い関係を続けられる。

 

ボーナス

ボーナスがあろうがなかろうがしっかりした人はしっかり働くのでボーナスは意味がない。優れた人達と問題を解くことが従業員の最高のモチベーションとなる。ちなみにNetflixでは定期的に他の会社の面接を受けて自分の市場価値を知ることを従業員に勧めている。

 

Engagement

人事はrelationship therapyとしてマネージャと従業員に入るのではなく、マネージャーがきちんとコミュニュケーションできるように鍛えるべき。