suztomoの日記

To be a good software engineer

はじめてのプログラミング

初めてプログラミングをやったのは中学生の時にExcelに数式を使ってカレンダーを作る授業の中だったと思う。あるセルに月と年を入れると、5x7のエリアにその月のカレンダーを表示するExcelのシートを作るというものだった。これは技術の授業の一課題だった。今考えるとこんな課題を見ることができる教員も稀だったと思うが自分の通っていた公立中学校には田中先生という数学の学位を取ったばかりの先生がいて、彼がif分や割り算などをExcelの数式として教えてくれたおかげで課題を解けた記憶がある。当時はプログラミング言語というものすら知らず試行錯誤して終えたExcel課題だったが、今考えると、入力(年と月)を受け取ってカレンダーを出力として表示するというプログラミングの第一歩だった。

次にプログラミングに触れたのは大学の学園祭実行委員会だった。

この学園祭実行委員会は今考えれば随分とIT化が進んでいて学園祭の企画(模擬店やバンド)の代表者は学園祭のウェブサイトからユーザー登録をして、自分の企画を登録して、紹介文を編したり、実行委員会と参加者メッセージよやりとりをしたりといっぱしのウェブサイトを持っていた。

新入生は各々の興味があるチームを選んで参加する。自分はパソコンが好きだったのでそのウェブサイトや企画登録システムのメンテナンス係を選んだ。

ウェブサイトレンタルサーバーLinux, Apache HTTP Server、MySQL、バックエンドはPerlで書かれていた。なのでPerlが最初に学んだプログラミング言語になった。当時の先輩方に色々教えてもらいながらPerlを学んだ。

ちなみに、不思議なもので40人ぐらいいたこの学園祭実行委員会のうち1/3ぐらいの人はSQLを(select文のみ)知っていた。模擬店テーブルからガスを使うものを選び、企画責任者テーブルとJoinしてメールアドレスの一覧をCSVで取得するselect文が日常的に、特に情報を学ぶわけでもない大学生によって書かれていた。道具に人間が最適化される良い例だ。

このPerlの経験でプログラミングの楽しさを気づき情報科学科に進学したのだがそこで学んだものはウェブサイトを作るプログラミングとは全く違うもので苦労した。。。 

しかしアメリカに渡れたのもPerlを使えたからだし塞翁が馬である。